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はんだ付け基礎講座 WEB版

21 高周波ハンダゴテ(IH式ハンダゴテ)の選び方

ブログやDVD(鉛フリーはんだ特別講義編)、書籍(目でみてわかるはんだ付け-鉛フリーはんだ付け編-)などで紹介させていただいている高周波ハンダゴテ。

セラミックヒーターとは、別次元のパワーがあるということで、熱量が不足しがちな「鉛フリーはんだ」を使ったはんだ付けに有効な場合が多々あります。

※セラミック式ヒーターとのパワー比較動画はこちら


さて、このハンダゴテがいいのはわかったけど

「どこで買ったらいいの?」
「どこに問い合わせたらいいの?」
「値段は?」
「たくさんの種類の中からどれを選べばいいの?」

・・といったご質問をたくさんいただきました。


当社で使用している高周波ハンダゴテ


女性の手と比べてみると・・
ものすごく細くて小さいことがわかります

なるほど、調べてみるとこの高周波ハンダゴテを製造、販売している「METCAL」というメーカーはアメリカの企業で、 日本語のホームページは、まだないんですね。(2014年10月現在)

さらに、日本語訳されたカタログを読んでも どの本体を選んで、どのコテ先を選択すればいいのか? ということが、非常にわかりにくいです。

そこで、日本での営業、技術サービスをされている マーケム・イマージュ株式会社(OKインターナショナル)さんに (NPO日本はんだ付け協会の講習会のサポートもいただいています) 詳しいお話を伺いました。

高周波ハンダゴテは、従来のセラミックヒーターとは、 まったく異なる原理で発熱するわけですが、 この際、発熱原理は省きます。(長くなりますので・・)

ただし、その特色として、各コテ先(チップカートリッジ)に、 固有のコテ先温度が設定されていることが、通常のハンダゴテとは 大きく異なる点です。

キュリー温度(ピエール・キュリー=キュリー婦人の夫が名づけた)と呼ばれる 物理現象によって、コテ先温度が決まっているため、 温度調整機能は付いていません。

352℃のコテ先を選択すれば、常に352℃になるように 物理現象によって自動的に出力が調整されます。

したがって、ハンダゴテとコテ先を選択するには、 どの程度の熱容量が必要で、母材の大きさはどの程度か? ということがわかれば良いわけです。

☆まずは、本体部分です。 高周波ハンダゴテを導入する目的は、その圧倒的なパワーにありますから、 最上位機種を選ばないと、その恩恵に与れません。

※低、中位機種を選択するのであれば、  セラミックヒーターのハンダゴテのほうが割安だと思います。
 私ならHAKKOさんの FX951や950、FX888Dなどを選びます。

ということは、自動的にMX-5200シリーズの本体を選ぶことになります。


本体部 MX-PS5200


現状モデル(2014年10月現在

☆次にコテホルダー部(グリップ部分)の選択ですが、

通常の電子部品(SOPやQFPなどの表面実装や、アキシャルラジアル部品)を はんだ付けしたい場合は、
MX-H1-AV という名称の普通サイズのコテホルダーを選択します。


MX-H1-AV(標準型)


MX-H2-UF(細くて小さい)

また、0603などの極小部品をはんだ付けする際は、 MX-H2-UF という名称の細くて小さなグリップを選びます。

☆ここまでくれば、あとはコテ先(チップカートリッジ)を選ぶだけです。

コテ先温度は、「360℃の壁」がありますから、 352℃のコテ先を選択しましょう。
(よほど特別な用途で使用される場合は、別途相談されるとよいですね)

それぞれのコテホルダー部に対して、代表的な(最も汎用性の高い) コテ先形状のものを3つづつ選択しますと、


MX-H1-AV(標準型)用

STTC-036(2.5D 352℃)


STTC-J002C(2C 352℃)


 STTC-J003C(3C 352℃)

この3本があれば、ほとんどの電子部品に対応できるはずです。

あと、GNDパターンなどではんだの上がりに苦慮されている場合は、 ビデオでも紹介している短いコテ先の2種があると 凄まじいパワーを発揮します。

STTC-013(短尺 3D) 352℃

STTC-014(短尺 2D) 352℃

MX-H2-UF(細くて小さい)用には、

UFTC-6DRH408 352℃

UFTC-6CH08 352℃

  UFTC-6CHL08 352℃

を、まずは選択されることをお勧めします。

アメリカのHPには、こうしたコテ先が掲載されていないですから、
http://www.okinternational.com/metcal
自力で英語サイト調べられた方には行き着けない情報だと思います。

日本語の
カタログのダウンロードはこちら
http://facelock.org/oki/catalog.zip

価格表のダウンロードはこちら
http://facelock.org/oki/price.zip

※定価の記載なので実際の価格は、下に問い合わせ先を  記載しましたのでお尋ねください。
(目安になると思います)

デモ機は無償で貸してもらえます。
希望するセットを3日程度使ってみて、 「これはいける!」と判断してから購入することが可能です。

(無理な押しかけ営業はありませんのでご心配なく)

購入の方法は、基本的に地方にある代理店を通しての購入となるそうです。
(私どもに利益の供与はございません)

問い合わせ先
〒143-0002
東京都大田区城南島7-2-2
トレーディア倉庫内 M3F
マーケム・イマージュ株式会社
OKインターナショナル事業部
TEL 03-3790-4053
FAX 03-6745-1439

担当、三俣氏 あるいは、神田氏まで


☆お得なセット販売のご紹介

先日、上記の紹介をしたところ、マーケム・イマージュ株式会社さんの代理店である
「有限会社会社テクニトロン・サプライ」さんから、
お得なセットをご用意していただけましたのでご紹介します。
高周波ハンダゴテのどれを選んだら良いかがわからない方はどうぞ。

MX5210-1 セット

STTC-J002C 1本
STTC-J003C 1本
STTC-036   1本

コテ先温度 352℃

高周波ハンダゴテの
ベーシックなセットです。

定価 ¥83,200円
特別価格 ¥66,560円
(消費税別途)

MX5210-2 セット

STTC-J002C 1本
STTC-J003C 1本
STTC-036   1本
STTC-013 1本
STTC-014 1本

コテ先温度 352℃

youtubeの動画でも紹介した
恐ろしく熱効率の良い
コテ先を2本追加したセットです。

定価 ¥88,000円
特別価格 ¥70,400円
(消費税別途)

MX5220-3 セット

UFTC-6DRH408 1本
UFTC-6CH08 1本
UFTC-6CHL08   1本

コテ先温度 352℃

0603などの極小部品を
はんだ付けするのに適した、
MX-H2-UF という細くて
小さなグリップの基本セットです。

定価 ¥86,400円
特別価格 ¥69,120円
(消費税別途)

「有限会社会社テクニトロン・サプライ」 

メールでのお問い合わせ
メール: eigyou○technitron.co.jp  (○を@に替えてメールしてください)

電話・FAXでのお問い合わせ
TEL:03-5753-8781
FAX:03-5753-8780

※当社で斡旋しているわけではありませんので、 詳しくは、直接「テクニトロン・サプライ」さんへお問い合わせください。

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